PUBLISHING LOGISTICS
代表挨拶
株式会社トーハンロジテックスは、日本の出版物を全国の書店やコンビニエンスストアなどの小売店を通じて読者に届ける出版取次業を本業とするトーハングループにおいて、主に出版物流業務を担う株式会社トーハンの１００％子会社です。
１９５８年（昭和３３年）１月に設立され主に首都圏および関西都市部の出版配送の統括業務を担ってきた東販自動車株式会社と、２０１３年（平成２５年）８月に設立されたトーハングループの物流業務全般を担う（旧）株式会社トーハンロジテックスが、２０２３年１０月に経営統合し、新生の「株式会社トーハンロジテックス」としてスタートをしています。
我が国の出版物は書籍・雑誌を合わせて毎日４００点を超える新刊が発行されており、弊社が扱っている出版物の新刊は1日平均で約２００万冊が流通しています。また、書籍を中心とした既刊本の注文品は弊社扱いだけでも1日平均で約１０万点強７０万冊が流通しており、これだけのアイテム数と業量を扱いながら、約３，０００社の出版社と全国約１万店の書店および約６万店のコンビニエンスストアなどへの流通を担っています。併せて、数多くのＥＣ書店に関わる個人向け通販事業であるＢtoＣ物流業務も行っています。
こうした本業で培った物流処理能力の高さやノウハウを生かして、出版業界において出版社倉庫業など他社の物流業務を受託する事が増えており、当社の存在意義や役割は日に日に高まっています。
更に、出版業界の枠組みを超えて、他産業他業界の物流受託業務の拡大に力を入れて取り組んでいます。具体的には、音楽・映像・ゲーム等のパッケージソフト、文具類、キャラクターグッズ、ファッション関連、お中元お歳暮商材など多種多様な品目を日常的に取り扱っており、倉庫内物流業務のノウハウと首都圏を中心とした輸送力を武器にグループ外の業務受託は拡大しています。
その結果、既に事業利益の過半はグループ外からの受託業務から生み出されています。
当社にとって、企業としての一番の財産は当社で働く従業員です。
会社の部門間で切磋琢磨しながら５Ｓ運動などの改善活動や資格取得などに取り組んでおり、こうした積極的な活動を通して一番大切な人材育成に力を入れています。
「お客様の立場」で考え品質とスピードの両立を日々の創意工夫の中で追求することを人材育成の基本理念としており、お客様から支持される物流品質の実現を目指しています。
当社は将来の発展に向けて、従業員を一番の財産として皆の力を結集し、出版流通を本業としてしっかり我が国の出版文化を支えるとともに、トーハングループ全体の経営資源を生かしながら新たなジャンルでの物流業務受託を拡大すべく積極果敢に挑戦していきます。
株式会社トーハンロジテックス 代表取締役社長
企業理念
