2024年度5月より新しく追加された業務、データイン作業について紹介します。
少し前のお話にはなりますが、集品課スパン・大口係が担当している現場は、名前の通りスパンと大口の現場を管理していました。そして今年の4月から工事が始まり、5月にスパンのエリアに新しくデータインの作業場所が追加されました。データイン作業を追加した理由は、スパン出荷量の削減=人手作業の低減。注文ステータスの可視化=納期確認業務の削減。この二つを目的として開始しました。
データインの作業内容は、オリコンの中から本を取り出し、各本についている短冊というものを確認します。短冊の種類によってやり方が変わってきますが、ここでは主に使う2種類のやり方を紹介します。
まず短冊にQRコードがついている場合は、QRコードをデータインの端末で読み込みます。そうすると画面にシフト行きの1~6の番号が表示されるので、指定された番号のオリコンに商品を入れます。オリコンの中身が溜まり次第、冊数を確認し、仕分け間違いがないか確かめます。確認が終わったら目の前にあるコンベアに流し、終了となります。
もう一つのQRコードがついてない場合のやり方は、まず商品のバーコードを読み込みます。次に短冊と同じ商品かどうかと、冊数確認を行います。確認を終えたら、短冊にメモ欄がないか確認を行い、メモ欄があったら記載されていることを端末に入力する。あとは画面に1~6の番号が表示されるので、指定された番号のオリコンに商品を入れ、コンベアに流して終了です。
このデータインという作業のおかげで、まず事故品や不明品の行方が分かりやすくなりました。前まではそもそも搬入されてなかったり、本の行方が分からなくなったりしていたのですが、データインを通すことにより、探している不明品や事故品がいつデータインされているのか、またどこに送られているかなど様々な情報が登録されているので前よりも格段に見つけやすくなりました。